やぶなおです。
6月に入って、仕事に関するお悩み相談がすごく増えてきました。
そのうち、ほとんどが新入社員で入社して3ヶ月目の人たちばかりです。
考えてみると、僕自身も入社3ヶ月目の頃は、
「このまま今の働き方を続けていくんだろうか。
正直、もうすでに辞めたい…。
でも、まだ入ったばっかりだし、親にも友人にも今辞めたらなんて言われるかわからない。
だからといって、ずっと我慢し続けるのも違うしなあ。。。
ああ、このモヤモヤをなんとか解決する方法はないかなあ。」
なんて考えながら「会社 辞めたい」と検索して、毎日いろんな人のブログを読み漁ったり、仕事が終わったらグッタリして帰って寝るだけの日々を過ごしていました。
当時の自分を振り返りながら、これから働き方を変えていくために大切なことを書きます。
入社3ヶ月目に感じた仕事への「違和感」
僕は、大学時代にIT系の勉強をしていたので、そのまま会社もIT企業に就職しました。
「とりあえず、PCが使えたらなんとかなるだろう」
という本当に安易な理由からです。
実際に4月に入社した時には、フレッシュな新入社員として熱く燃えていました。
「職場の人たちはみんな明るく迎えてくれるし、なんだか良い人ばかりな気がする。
同期も気の合う人ばかりで、本当に良かった。これから頑張ろう」
そんな明るく前向きな気持ちから、僕の会社員生活は始まりました。
***
しかし、新入社員研修も終わり、いよいよ実務が始まるという5月くらいから、少しずつ違和感を感じるようになりました。
「あれ、、、僕がやりたかったことってこういうことだっけ??」
就活は頑張ったつもりでしたが、実際に入ってみると、学生の時想像していた世界とは大きく違う。
新入社員として挨拶したときの社員さんは、すごく笑顔だったけど、よくみるとすごく疲れた顔をしていて、ストレスが溜まっているように感じる。
実際、オフィスに入る時にも張りつめたような空気を感じるし、息が苦しくなる。
「なんで、オフィスに入るだけなのに、僕はエレベーターフロアで深呼吸をしているんだろう」
入社3ヶ月を迎えた頃から、少しずつ「現実」というものが見えてきて、会社で働くということに強烈な不安が襲いかかってきたのです。
違和感を感じるようになってからは、「明るくフレッシュに頑張ろう!」という気持ちも次第に薄れていき、仕事に集中できずに小さなミスを連発する始末。
「なんて、自分はダメなんだろう」
「僕には、今の仕事は向いていないのかもしれない」
そんなことを毎日思うようになっていき、次第に毎日から楽しさが失われていきました。
それでも、会社の人にそんなことを気づかれたら大変なので、作った笑顔でなんとかごまかしながら、家に帰ってため息をつく生活を繰り返すように。
「今の仕事をあと、40年続けるのか…」と思うと、辛くて辛くて、ひとりで泣いてしまう日もありました。
***
そんな葛藤の毎日を繰り返す中で、今振り返ってみると、当時の僕が見失っていたことに気付かされます。
それは、何のために、誰のために働くのかということでした。
すごく当たり前のことなのに、当時の僕は目の前の不安でいっぱいで、ただただ将来に怯えることしかできませんでした。
もし、あなたにやりたいことがあって、それを成し遂げるために今の職場が必要なら、逃げちゃダメです。
IT企業に勤めていて、プログラマーになりたかったのなら、今はグッと我慢する時期。
最初の期間は誰だって辛いもの。
でも、それを乗り越えた先に、もっと面白い世界が待ってます。
だから、今は同期や周りの友人、大切な人たちの力を借りながら頑張る時期です。
でも、もしあなたが本当にやりたいことがわからなかったり、やりたいことを実現するために今の職場が必要じゃないなら、それは一度立ち止まってこれからの方向性を定め直す時期なのかもしれません。
自分の胸に手を当てて、自分に嘘をつきながら働いてないか?を考えてほしいんです。
今の仕事は何のために、誰のためにやっていますか?
もし、お金のため、安定した暮らしのためなら、今の仕事じゃなくてもいい。
僕は、当時仕事を辞めたらお先真っ暗くらいに思っていましたが、お金を稼ぐ手段なんて正直無限にあります。
正社員じゃなくても、パートや派遣で正社員以上に高待遇で高給取りな人もいます。
安定した暮らしがしたいなら、最低限の暮らしができる仕事を探して、精神的に安定した暮らしを実現する方がいい。
自分に嘘をつきながら、仕事を続けていくと、次第に心のぬくもり(あなたらしさ)が失われていきます。
僕は、1年半後に心が完全に冷め切ってしまい、うつ病手前の適応障害という診断を受けてしまいました。
だから、あなたにはそうなってほしくないと思っています。
生殺与奪の権を他人に握らせるな
もちろん、いざ仕事を辞めるとなれば、親の反対や友人の反対はあります。(必ず)
でも、人生において重要な働き方を誰かに委ねちゃダメなんです。
鬼滅の刃で、富岡義勇も「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」って言ってますよね。(知らなかったらすみません)
仕事の決定権を親や知人に委ねているのは、生殺与奪の権を他人に握らせていることと同じ。
誰かに言われるままに自分の行動を制限しているうちは、ずっと誰かに左右される人生が続きます。
だから、もし今の職場が自分の方向性に合っていないと感じるなら、一度これからどんな未来を生きたいのかを考えてみてください。
田舎でのんびりと、子育てをしながら暮らしたいのか、
憧れだったアパレルの仕事に挑戦してみたいのか、
大好きな地元の人たちの役に立てることがしたいのか、
それを「自分にはどうせ無理…」って諦めずに、まずは調べるところからでもいいから挑戦してみてほしいのです。
そして、今の仕事を続けながら、休みの日や仕事終わりに自分が進みたい世界にいる人たちに会いに行ってみてください。
イベントでもいいし、SNSで直接会いたい人に連絡してみてもいいと思います。
まずは、今の会社以外の選択肢を知って、自分にはたくさんの選択肢があることを知ってみてください。
そうやって会社以外の繋がりができたら、その人たちに仕事の悩みを相談してみましょう。
すると、これまでの周りの人とは全然違う返答が返ってきて驚くと思います。
例えば、これからフリーランスのライターになりたいと思っているなら、きっと周りの人に相談しても「不安定そうだから辞めた方がいい」とか、「ライターなんてぜんぜん稼げないから辞めた方がいい」って言われるはず。
でも、現役でライターをしている人や目指している人たちが集まる輪の中に飛び込んでみると、「フリーランスのライターをするなら、まずは仕事をくれるディレクターさんと繋がった方がいいね」みたいな感じで、実現するために前向きなアドバイスがもらえるようになります。
やったことがない人に聞くと、「よくわからないから辞めた方がいい」と言われるけど、すでに経験している人に聞くことで、新たな選択肢が見えてきます。
そうやって、少しずつ自分の理想の未来を実現可能な人たちと一緒にいる時間を増やしていくことで、「今の職場を辞めても、なんとか暮らせそうだ」という自信に変わっていきます。
すると、今の仕事で悩んでいたことが、ふっとどうでもよくなってきたり、新たな道に進むための前向きな行動が取れるようになります。
なので、今働き方にモヤモヤしているなら、「自分はどんな未来を過ごしたいのか?」を考えて、そのために今は「何のために、誰のために働くべきか?」を明確にすることを今日から意識してみてください。
その上で、まずは調べることから自分の理想の未来を実現する方法を探していきましょう。
すると、毎日にちょっとずつ楽しさが戻ってくるはずですよ。
僕は、本当に大切にしたいことや大切にしたい人に全力で向き合える人が増えたらいいなと思っています。
そのために、フリーランスのような自由度の高い働き方や考え方を発信しています。
元々僕がフリーランスを目指すようになったのは、とある人のブログから勇気をもらったことがキッカケです。
だから、次は僕自身がこのブログを通じて誰かの背中の後押しができる人になろうと決めました。
ぜひ、今日からニヤニヤするような理想の未来を想像してみてください。
僕が理想の未来を実現するためにSNSを活用してフリーランスになるまでの過程は下の記事にすべて書いたので、よかったら参考にしてください。