やぶなお(@yabnao)です。
みなさん、自分の飼っている小鳥を病院に連れて行って、まともに診てもらえなかった経験はありませんか??
僕は、あります。
小鳥を犬や猫をメインで診る動物病院に連れて行っても、病気の詳細を知ることはできません。
小鳥の病院選びは一歩間違えると一生の後悔に繋がります。
そうならないためにこの記事を読んで、病院選びの方法を知っておきましょう。
今回は、小鳥の病院選びについてお話ししたいと思います。
動物病院のほとんどは、小鳥を診断できない。
動物病院の多くが、犬、猫をメインで診断しています。
犬、猫の診断に関してはプロですが、鳥のことに関してはあまり詳しいとは言えない先生もいらっしゃいます。
場合によっては

なんてこともあるんですよね。
ただ、それは先生が悪いわけではありません。
犬や猫と鳥では体の作りが全然違いますからわからなくて当然なんです。
動物病院という名前だけを信じて小鳥を連れて行くと先生を困らせることにもなりますし、肝心の小鳥の病状を正確に知ることができません。
どんな病院なら小鳥をちゃんと診てもらえるの?

オススメは、『糞便検査』と『そのう検査』ができる病院です!!
糞便検査とは
糞便検査は鳥の一般検査であり、全ての症例で行われるべきです。
糞便検査は、消化管内寄生虫や細菌叢、真菌をみるための検査と思われがちですが、それ以上に病気の診断や治療方針に大きくかかわる情報を含んでいます。
これをせずに小鳥の診断をしている場合、その病院はやめておいた方が良いでしょう。
糞便検査では、小鳥の多くに感染しているメガバクテリア(マクロラブダス)を見つけることができます。
飼育開始後、すぐに受けていただきたい検査です。
そ嚢(そのう)検査とは
そ嚢検査は鳥の一般検査です。保定が必要になるので、検査をする場合には呼吸に異常が無いことが条件になります。
鳥のそ嚢は種類によって形態や位置が異なっており、この解剖学的位置を理解した上で、そ嚢液を採取します。
そ嚢検査をする時には、そ嚢内容が少ないか、または無い時のほうが正確な評価ができます。特に雛鳥が多量のさし餌を食べていると、評価が困難になるため、来院前にはさし餌を食べさせないようにします。

そのう検査ができる病院は本当に小鳥に詳しい先生なので、超オススメです。
ただ、これだけだとそのう検査をする意味がよくわからないと思うので、そのう検査をすると何がわかるのかを説明しますね。
そのう検査をすると何がわかる?
そのう検査では、糞便検査でわからなかった菌が見つかる場合があります。
糞として、排出された菌は短時間で死んでしまうんです。
糞便検査だけでは見つけることができない場合があるんですよね。
そのう検査ができれば、直接体の中からそのう液を取ってきて見ることができるので、格段に病気を発見できる確率が上がります。
余談ですが、そのう検査って実際に目の前で見るとびっくりしますよ!
こんな感じで小鳥の口に細長い金属棒を挿入しますからね。笑
(3) ゾンデの挿入
鳥の食道は、頚部の右側を通っているため、ゾンデは嘴の左側から挿入します。その後は食道に沿って先を進め、そ嚢内へ到達させます。この時頚部がまっすぐに伸びていないと、食道でゾンデが引っかかってしまいます。
安心できる先生だからこそできる技ですね。
僕が飼っているマリンちゃんはしばらく口をパクパクさせて不思議そうにしてました。笑

糞便検査・そのう検査ができる病院を選ぼう!
つまり、糞便検査とそのう検査ができる病院に行くことをオススメします。
間違い無いのは小鳥専門病院に行くことですが、場所によってはそのような病院が無い場合もあると思います。
その場合、電話にて上記二つの検査ができるかを確認してから病院に行くことをオススメします。
また、小鳥は病気の症状が出てからでは既に遅い場合があります。
この記事を読んで、まだ糞便検査・そのう検査をしたことがない小鳥を飼っている場合、最寄りの病院にて健康診断で診ていただくべきでしょう。

以上、やぶなおの知ってる限りの知識をお伝えしました!
間違っていることや、より詳しい情報を知っている方は僕のツイッターやこのブログのコメントで教えてください!
知り合いの鳥好きさんの方が鳥の病気に詳しかった・・・