やぶなお(@yabnao)です∩^ω^∩
僕は、2017年の8月に適応障害の診断を頂き、苦しんだ経験があります。
当時は毎日が絶望で、無気力感で、何もやりたいこともなければ、特にスキルもない。
だから、我慢して会社で働き続けるという選択肢を選んでいました。
しかし、2018年5月に僕は適応障害を克服し、フリーランスとして新しい人生を進むことができました。
今回は、LINE@で読者さんから『適応障害を克服する方法』について、質問を頂いたのでお答えしていきます。
目次
適応障害の克服について、頂いた質問の内容
ぶしつけな質問になりますが、やぶなおさんはどのように『適応障害』を克服されましたか?
私は診断書が出されて会社に提出し、上司のごく一部の方達と話し合い、私の働き易い環境を考えてもらえるようにしました。
治療しながらの勤めなので、当日に体調不良になり休んでしまう日もまだあります。
焦らずぼちぼちと…と思い、出来る範囲で行ってます。
幸い家族や友人に恵まれ理解してもらえてるので心は落ち着いていられます。
職場の人間関係から段々体調を崩し易くなり、ある日突然仕事に行けなくなった…と言うか行くのが怖くなって今に至ります。
家族や友人に恵まれてはいるものの、職場の人間関係には悩まされている現状があり、少しずつ働きやすい環境を整えてもらっているものの、適応障害を克服できるかが不安だと悩まれているんですね。
僕の場合も、働きやすい環境を整えてもらうことができ、ちょっとだけ改善されることはありました。
でも、根本的な解決には繋がらずに結局僕は会社を辞めてしまったんですね。
なので、今回は、僕が適応障害を克服した流れを例に、根本から適応障害を解決する方法をお伝えしたいと思います。
僕が適応障害を克服した3つの方法
- 今の会社以外の働き方を調べてみる
- 第三の居場所を作るために動いてみる
- 自分が働く目的を考え直してみる
僕は、以上の流れで適応障害を克服していきました。
この3つの流れを順番通りに実践していけば、
「今の職場で働き続けるべきなのか?」
「自分に向いている仕事は無いのだろうか?」
「転職先で再び適応障害が再発しないだろうか?」
という悩みが解決され、働き方を改善して適応障害を克服することができます。
なので、最後までしっかりと読み込んで、実践してください。
では、解説していきますね!
①今の会社以外の働き方を調べてみる
うつ病や適応障害になる人は視野が狭くなってしまう傾向があるんです。
僕自身も、今の会社を辞めて転職するとお先真っ暗で人生のレールから外れて全てが終わりくらいに思ってました。
でも、本当は、自分に合った仕事が必ずあるはずなのに、今の仕事だけしか知らないと、そもそもの選択肢がわからくなっちゃうんですね。
だから、転職サイトで仕事を探してみたり、働き方系のイベントに参加したり、SNSやブログで情報発信をしている人を見て、いろんな働き方の選択肢を知ることから僕は始めました。
すると、
「こんな働き方してみたいな」
「こんな人と一緒に働きたいな」
という自分の気持ちが出てきます。
この気持ちが、適応障害を克服する第一歩としてすごく大切なんです。
適応障害になってしまった理由は、自己犠牲で悩み、自分の欲求を塞ぎ込んで我慢し過ぎた結果です。
自分の欲求が出てくると、
「でも、自分には無理かも」
「自分のやりたいことばかり言ってたら、甘えかも」
と思うかもしれませんが、気にする必要はありません。
まずは、自分の小さな欲求を見逃さずに、自分のために欲求を満たしてあげることが大切です。
「アイス食べたいな」とかの小さな欲求でも構いません。
まずは、自分の欲求を認めて許してあげること。
自分の欲求は、働き方の選択肢を新たに知ることから始めることで、少しずつ見つかってくるはずです。
まずは、自己犠牲になるのではなくて、自分を満たすことから始めましょう。
②第三の居場所を作るために動いてみる
新しい選択肢を知って、「いいなあ」と思っても、とはいえすぐに今の職場を辞めてはいけません。
僕自身は、適応障害の診断後にすぐに職場を辞めてしまいましたが、リスクが高過ぎます。
今思うと、休みの日に少しずつ知っていく努力をしながら、徐々に居場所を変えていくことの方が望ましかったと思っています。
全く働く実感が湧いていない状況で、すぐに乗り換えても再び同じ悩みに苦しめられる可能性だってあるわけです。
だから、職場以外の人間関係を作る努力をしました。
僕の場合は、フリーランスの働き方に憧れを持っていたので、ブログで発信活動をしている人たちのイベントに行ってみて、とにかくいろんな人の働き方を聞きました。
すると、どれだけ自分の働き方に対しての知見が狭かったのかを知ることができました。
僕の職場では当たり前だったことが、他の働き方をしている人から見たら、異常なことだってあるわけです。
そして、他の仕事の話を聞いていくうちに、少しずつ自分が新しい環境へ踏み出す実感が湧いてきます。
もしくは、「今は、問題が勃発しただけで、やっぱり今の職場が自分に合っていたんだ」という確信に変わります。
第三の居場所を作るということをもう少し、わかりやすく伝えると、既に転職をしている人の話を聞くという風に考えてもいいかもしれません。
今の職場の人や、これまでの自分のことを知っている家族や友人だけの関係性だと、どうしても「今の職場の中で変えること」や「過去の経歴から今できることから考える」という選択肢しかでてきません。
自分の視野を広げてみることで、自分の働き方の選択肢を知り、その中から自分に合った仕事を見つけることができます。
働き方に悩み、克服した経験を持つ人の話を聞くことは、自分の人生の希望を感じられるほど、自分のこれまでの常識を壊してくれるので、そういう人がたくさんいる環境へ勇気を出して行ってみることで、新しい自分の可能性を見つけることができるんです。
③自分が働く目的を考え直してみる
そもそも、自分に合った仕事とは何かを考えてみるときに、今の自分のスキルや過去の経歴から考えてしまう人がいます。
「え?それって当たり前じゃないの?」と思うかもしれません。
でも、実は過去の経歴や今の自分ができることから探しても、なかなか自分に合った仕事は見つからないはずです。
なぜかというと、これまでの自分を超える選択肢が見つからないからです。
結局、仕事を変えても、場所が変わっただけで、同じ悩みを繰り返してしまうんです。
だから、そこで大切なのが、改めて自分の働く目的(理想の未来)を考えてみることなんです。
ちょっと、考えてみてください。
そもそもあなたは、「誰のために」、「何のために」働いているんでしょうか?
「お金のため」、「生活のため」っていうのは、ちょっとふわふわし過ぎているので、
「そのお金を何に使いたいのか?」
「いくら必要なのか?」
「誰と幸せに暮らしたいのか?」
を考えてみることが大切です。
僕の場合は、彼女と笑顔で幸せに暮らせて、仕事仲間と楽しく誰かのために役に立ちながら働くことでした。
彼女とふたりで幸せに暮らすためには、月に30万円もあれば暮らすことができます。
すごい贅沢な暮らしをしなくても、僕らは家でのんびりしたり、節約生活も好きでしたから。
仕事も、我慢しながら働くよりも、誰かが喜んでくれるところを見るだけで僕は幸せだったんです。
それにお客さんも、死にそうな顔をしながら働いている人よりも、笑顔で楽しそうに働いている人の方がいいに決まってます。
そう考えてみると、2人で15万円ずつ稼ぐことができれば、お金の問題は解決でした。
毎月、最低限必要なお金を考えてみると、お金の心配ってそこまで不要だったんだなということに気がつかされます。
給料や福利厚生を重視して仕事を探さなくても、「何のために働くのか」、「誰のために働くのか」を考えることの方が大切です。
ここまで考えることができたなら、自分の働き方と照らし合わせてみるんです。
あなたの働く目的は、今の仕事で実現できますか?
自分の働くことの目的(理想の未来)は、今の仕事で実現できるのか?と自分に問いかけてみるんです。
僕は、今の仕事では僕自身が笑顔になれないし、その結果彼女との関係性も悪化してしまっていた。
さらには、心から自社のサービスを営業でおすすめしたいと思えない状況だったので、自分の働く目的に一致していないことに気がつき、仕事を変える決意をしました。
そうやって、自分の働く目的、理想の未来から逆算して、自分が知っている選択肢の中から、仕事を見つけていくんです。
そもそも目的意識がなければ、絶対に幸せになることはできませんし、選択肢を知らなければ、幸せになる手段がわかりませんよね。
もちろん、すぐに理想の仕事ができるほど甘くはありません。
僕の場合は、「心から大切にすべき人に全力で向き合える人生」を生きたいと思って、フリーランスで場所も仕事も人間関係もやることもすべて会社に縛られずに選べる手段を選択しました。
しかし、ブログ収入は当時わずか1500円。
とうてい食っていけないことはわかっていたので、カフェでアルバイトをしながら、毎月最低限必要な15万円を稼ぎつつ、副業としてブログを頑張りました。
そして、会社を辞めて1年後に会社員時代の収入を上回ってフリーランスになることができました。
きっと、過去の経歴や自分のできるスキルから逆算していたら、叶えることができなかった未来だったと思います。
働き方は、働く目的というゴール、理想の未来から逆算して決めていきます。
もちろん、努力は必要です。
でも、今の職場の辛い環境を耐えるための努力をするよりも、理想の未来を実現できる働き方のために努力をした方が、良いんじゃないかなって僕は思ったんです。
だから、ここまで読んでくださったあなたにも、ぜひ過去や今の自分にとらわれることなく、自分の理想の未来のために生きてほしいし、キラキラと輝きながら働いて欲しいなと思います。
適応障害を克服した僕から、今悩むあなたにお伝えできるのは、
「今のあなたは本当のあなたではない」ということです。
これまでストレスを溜め込み、会社のため、人のために自己犠牲で頑張り過ぎた結果、負のエネルギーがあなたの思考をぐちゃぐちゃにしている状況です。
本当は、明るくて、軽やかで、温かい気持ちを持っていたはずなのに、環境の影響を受けて脳内が汚染されているんです。
自分の人生と向き合って、本当の働く目的、生きる目的を見つけることで、本当のあなたを取りもどしていくことができます。
だから、今の自分がダメダメでもぜんぜんOKです。
本当のあなたじゃないので∩^ω^∩
もっと、たくさんの可能性があなたにはあるし、自分を低く見積もりすぎです。
もっと、誰かのために生きて、輝いているあなたが未来には必ずいるはずです。
適応障害は、「あなたの人生が間違った方向に進んでるよ!」っていう心からのサインです。
そのサインに気づいたなら、少し立ち止まってみてください。
自分の生き方に向き合ってみてください。
自分が理想とする未来を描いてみてください。
僕は、振り返ってみると『適応障害』になって良かったと今は思っています。
なぜなら、適応障害が本当の自分らしい生き方を考えるキッカケを教えてくれたからです。
今この状況を変えるのは、あなた自身です。
日々の積み重ねで、3ヶ月後、半年後、1年後には大きく変化しているはずです。
自分の人生を諦めず、自分の可能性を信じて、努力しましょう。
大丈夫です。
きっと、あなたならできると信じています。
困ったときには、いつでも気軽に相談してきてくださいね。
あなたが適応障害を克服し、自分を満たしながら、周りも幸せにして、未来を幸せに生きることを祈っています。

LINE@では、無料相談を行なっています。
「転職したいけど、勇気が出ない」
「自分にどんな仕事があってるかわからない」
「情報発信を仕事にしてみたいけど、不安」
もし、そう感じているなら、迷わず相談してきてください。
あなたの悩みに寄り添って、「心から大切にすべき人に全力で向き合える人生」を築くお手伝いをします。
また、メンタルケアや働き方のコラム、表では言えないような話も定期的に配信してるので、気軽に友達追加お待ちしてます!
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